
1. はじめに
福岡県みやま市にある「下庄八幡神社(しものしょうはちまんじんじゃ)」は、平安時代に創建された歴史ある神社です。広大な境内には、見事な大楠がそびえ立ち、訪れる人々を優しく包み込みます。今回は、そんな下庄八幡神社の魅力と、参拝の記念となる御朱印についてご紹介します。
2. 下庄八幡神社とは
由緒と歴史
下庄八幡神社は、平安時代の大治6年(1131年)に、旧山門郡一帯に広がっていた瀬高庄が上庄と下庄に分かれた際、下庄の産土神として、大竹樋口庄の樋口八幡神社から別宮し奉斎されました。
一度、文政5年(1822年)の大火で社殿や宝物を焼失しましたが、氏子の尽力により再建されました。平成3年の台風で被害を受けた拝殿も、氏子の奉寄進によって見事に復旧しています。
ご祭神
開運・勝運、安産、子供守護など、幅広いご神徳があるとされています。
境内の見どころ
下庄八幡神社の境内に入ると、まず目を引くのが、堂々とそびえ立つ大楠です。その大きさは圧巻で、長い年月この地を見守ってきた神聖な存在感があります。
また、参道は入口の大きな鳥居から一度下り、そこから社殿に向かって再び上がっていくという珍しい構造をしています。この参道の起伏が、参拝への期待感を高めてくれます。
境内には、多くの神様が祀られている摂社・末社もあります。夫婦円満、家内安全、開運出世、学業成就、防災など、様々な願い事に合わせて参拝することができます。
境内の様子
鳥居

狛犬さん


手水舎

本殿

御神木

3. 御朱印情報
下庄八幡神社では、参拝の証となる御朱印をいただくことができます。
限定御朱印
季節や祭事に合わせて、特別なデザインの限定御朱印が頒布されることがあります。
最近では、5月1日~6日まで筑後、みやま、柳川、大牟田の8寺社を巡る御朱印巡りが開催され、花をテーマにした美しい御朱印が登場しました。また、母の日には感謝の気持ちを込めた特別なデザインの御朱印が頒布されるなど、訪れる時期によって様々な御朱印に出会える楽しみがあります。
過去の例では、初穂料は通常御朱印で1000円、限定御朱印で1200円となっています。最新の情報は、神社の公式ページで確認することをおすすめします。
御朱印の受付時間・場所
- 参拝可能時間: 午前9時~午後5時
- 受付場所: 社務所
御朱印の郵送対応は行なっていないようですので、必ず現地でいただきましょう。

4. アクセス
5. おわりに
下庄八幡神社は、歴史と自然の力強さを感じられる、心落ち着く場所です。立派な大楠をはじめ、見どころも多く、ゆっくりと時間をかけて参拝したい神社です。訪れた際には、ぜひ御朱印をいただき、この日の思い出)を持ち帰ってみてください。








