
熊本県は、世界的人気漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎先生の出身地です。
2016年(平成28年)に発生した熊本地震の復興支援として、尾田先生と集英社の全面協力のもとスタートしたのが「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」です。
その中心となる取り組みが、熊本県内10市町村に設置された「麦わらの一味の銅像」。
2022年7月にジンベエ像が設置されたことで、ついに麦わらの一味10体全員の像が完成しました。
それぞれの像には地域被害に応じた「復興への役割」が込められており、現在では全国から多くのファンが訪れる人気観光スポット(聖地巡礼地)となっています。
本記事では、麦わらの一味全10体の像を効率よく巡るおすすめドライブコースと、各スポットの見どころを分かりやすく解説します。
- 1. 麦わらの一味 全10像の見どころと設置スポット一覧
- 2. 効率よく全10体を巡るおすすめドライブコース&ルートマップ
- 3. 巡礼前に確認すべき注意点
- 4. まとめ|熊本の魅力と復興を感じる聖地巡礼の旅
1. 麦わらの一味 全10像の見どころと設置スポット一覧
熊本県内に点在する麦わらの一味10体の像は、それぞれ異なる市町村に設置されています。
① ジンベエ像(宇土市:住吉海岸公園)
有明海を背に、力強い佇まいで立つ操舵手ジンベエ。
市庁舎が全壊した宇土市の復興と未来への舵取りを牽引する象徴として設置されました。

② ルフィ像(熊本市:熊本県庁プロムナード)
プロジェクト第一号として2018年に登場した船長ルフィ。
熊本県庁のプロムナード中央で、復興の号令をかけるように拳を掲げています。

③ チョッパー像(熊本市:熊本市動植物園)
船医チョッパーは熊本市動植物園の正門前に設置されています。
震災で休園を余儀なくされた動植物園の全面開園と、子どもたちの心のケア・医療復興の意が込められています。

④ ブルック像(御船町:御船町ふれあい広場)
音楽家ブルックは、恐竜化石の町として知られる御船町に降臨。
町立恐竜博物館に隣接する広場で、恐竜の骨格とガイコツのブルックが見事に調和しています。

⑤ サンジ像(益城町:交流情報センター ミナテラス)
料理人サンジは、熊本地震で最も大きな被害を受けた益城町へ。
地域の交流・復興拠点である「ミナテラス」の敷地内で、温かい食を通じた復興を支援しています。

⑥ ナミ像(西原村:俵山交流館 萌の里)
航海士ナミが立つのは、阿蘇の西側玄関口である西原村の「萌の里」。
風車が回る広大な景観を背景に、風を感じるダイナミックなポーズを見せています。

⑦ フランキー像(高森町:南阿蘇鉄道 高森駅)
船大工フランキーは、南阿蘇鉄道の終着駅である高森駅前に位置します。
大規模な被災から全線運転再開を果たした南阿蘇鉄道とともに、インフラ復興の象徴となっています。

⑧ ウソップ像(阿蘇市:JR阿蘇駅前)
狙撃手ウソップは、阿蘇観光の主要拠点であるJR阿蘇駅前に立っています。
雄大な阿蘇五岳を背に、草原や森林など豊かな自然の復興を呼びかけるポーズです。

⑨ ニコ・ロビン像(南阿蘇村:熊本地震震災ミュージアムKIOKU)
考古学者ニコ・ロビンは、旧東海大学阿蘇キャンパス跡地の震災ミュージアム内に位置します。
震災遺構が保存されたこの地で、震災の記録と教訓を後世に伝える役割を担っています。

⑩ ロロノア・ゾロ像(大津町:大津中央公園)
剣士ゾロは、剣道などの武道が盛んな大津町の公園に設置されました。
三刀流を構えた精悍な姿で、子どもの育成や地域スポーツ振興の守り手として鎮座しています。

2. 効率よく全10体を巡るおすすめドライブコース&ルートマップ
全10体の像は県内の広い範囲(有明海沿岸、熊本市内、益城・御船エリア、阿蘇地域)に跨がって設置されています。
1〜2日間でスムーズに攻略するには、レンタカーやマイカーでのドライブ巡回が最も効率的です。
一筆書きで効率的に巡るルート案
- 宇土市(ジンベエ):有明海沿いからスタート
- 熊本市内(ルフィ・チョッパー):県庁・動植物園へ移動
- 益城・御船(サンジ・ブルック):熊本IC・空港周辺エリア
- 西原・高森(ナミ・フランキー):阿蘇南部の山麓ルート
- 阿蘇・南阿蘇(ウソップ・ロビン):阿蘇中心部と震災ミュージアム
- 大津町(ゾロ):国道57号経由でゴール
3. 巡礼前に確認すべき注意点
- 施設の休館日・時間制限の確認:
多くの像は屋外公園等のため24時間見学可能ですが、南阿蘇村のロビン像(熊本地震震災ミュージアムKIOKU:9:00〜17:00、月曜休館)のように施設開館時間に準ずる場所があります。訪問前にスケジュールをご確認ください。 - 駐車場の利用ルール:
各スポットには近隣駐車場が整備されていますが、施設利用者や近隣住民の迷惑にならないよう定められたスペースへ駐車してください。 - 気候・寒暖差への対策:
阿蘇山麓エリア(高森・南阿蘇・阿蘇市等)は市街地と比べ気温が低く、天候が変わりやすいため、羽織るものや雨具の準備を推奨します。
4. まとめ|熊本の魅力と復興を感じる聖地巡礼の旅
熊本県内10ヶ所に立つ麦わらの一味像は、アニメ作品の魅力を体感できるだけでなく、熊本地震からの歩みや地域の力強い復興を実感できる貴重なスポットです。
阿蘇の景観や地元の名物グルメ(あか牛丼や熊本ラーメン等)を楽しみながら、ぜひ熊本全域を巡る冒険ドライブに出かけてみてください。


コメント