
熊本市の中心街、活気あふれる下通アーケードのほど近くで、ふと足元に目をやると、目に飛び込んでくるのは美しい椿のデザインが施されたマンホール。「ひごつばき」と呼ばれるこのデザインは、熊本市の花である肥後椿をモチーフにしたものです。
通常、この「ひごつばき」のマンホールは鮮やかな色彩で彩られていますが、下通アーケード街付近で見かけるものは、あえて色を施さないことで、その繊細なデザインをより際立たせています。
この無色の「ひごつばき」マンホールは、昭和62年の下通商店街の全面改修時に採用されたもので、今もなお約30箇所ほど残っているそうです。普段は多くの人で賑わうこの場所も、少し立ち止まって足元を見つめれば、歴史と美意識が息づくアート作品に出会えるかもしれません。
ショッピングやグルメを楽しむ合間に、ひっそりと佇む「ひごつばき」の無色マンホールを探してみるのも、熊本の街歩きの新たな楽しみ方かもしれませんね。







